愛犬に適したドッグフードを選ぼう
最も無難な選択はドライタイプ
犬を飼うのが初めてで、ドッグフード選びに迷っているという方には、ドライタイプのドッグフードをオススメします。店舗での品揃えも豊富で、自分の愛犬に合った商品をとても簡単に見つけることができるでしょう。ドライタイプは、長く保存することが可能です。
まとめ買いをしておいても、消費期限切れで捨ててしまうといった事態にはなかなかなりません。ただしドライタイプばかり与えていると、水分が不足しがちになります。そうならないよう別で水を与えたり、ときにはドッグフードに少し水分を加えたりして、適度に調整してあげるようにしましょう。
歯の健康に問題アリならウェットタイプを検討する
愛犬が元気にドライタイプのドッグフードを食べてくれれば問題はないのですが、たとえば歯に異常が見られる場合など、思ったように食べられなくなるケースも考えられます。そんなときオススメなのが、ウェットタイプのドッグフードです。
ウェットタイプはその名の通り水分を多く含んでいて、ドライタイプに比べてとても柔らかいので、歯に問題を抱える犬でもそれほど苦労することなく食べられます。人にとっても犬にとってもごはんは非常に大切なものですので、常に愛犬の健康状態には気を配るようにし、必要に応じてドッグフードのタイプを切り替えてあげるようにしましょう。
おやつ用のドッグフードを活用しよう
愛犬をしつけるとき、一番効果的なアイテムといえば何でしょうか?それは、ご褒美のごはんです。ただし、あくまでしつけ用のものになりますので、メインのごはんとは明確に分ける必要があります。そこでオススメしたいのが、おやつ用のドッグフードです。たとえばジャーキーなどが、これにあたります。
おやつ用のドッグフードを利用すれば、ただ言葉だけでしつけをするよりも、ずっと効果的に結果を出すことが可能になるでしょう。ただし、あまり与えすぎると栄養の偏りを生む結果にもつながるので、量の管理は慎重に行ってください。
手作りのごはんを愛犬に与えてみる
手作りごはんのメリットとは
愛犬に手作りのごはんを与える最大のメリットは、より細かい調整が可能になるという点です。犬も人間と同じく、調子が良い日もあれば悪い日もあります。そんな愛犬の様子をしっかりとチェックし、食材や全体量、さらに水分量などを細かく調整してあげることで、ドッグフードよりもワンランク上のごはんを実現することができるのです。
使う食材によっては生のまま与えることも可能ですし、それが犬にとって必要な酵素を十分補給させてあげることにもつながります。さらに、愛犬に手作りのごはんを与えることは、人間にもひとつメリットをもたらします。それは「愛情を込められた」と精神的に満足できるというメリットです。
愛犬と長く一緒に生活をしていると、いつの間にかあなたにとって愛犬はかけがえのないものとなり、家族と呼べる存在になってきます。そんな愛犬に手作りのごはんを振る舞ってあげることで、あなたの心もきっと幸せで満たされていくでしょう。
最初は既製品のアレンジだけでもOK
愛犬に手作りごはんを与えるのは、犬を飼い始めたばかりの方には少しハードルが高いかもしれません。なぜなら、素材選びから栄養のバランス管理まで、全て自分一人の手で行わなければならないからです。しかし、そこで手作りごはんを諦めてしまう必要はありません。
たしかに全てを一から行うのはなかなか難しいことですが、最初は上手に既製品も利用し、それをアレンジするだけでも全く問題ありません。例えばお肉や野菜のスープを自身で作り、それをドライタイプのドッグフードにかけるだけでも構いません。スープがかかって香りの良くなったドッグフードは犬の食欲をそそりますし、それだけでも十分にアレンジした価値はあります。
もちろん100%オリジナルの手作りごはんとはいえませんが、最初から全て完璧にこなすのはやはり困難です。ですから最初は愛犬の食べ具合などをよく観察しながら好みを探りつつ、軽いアレンジをしてみることをオススメします。