老犬の食欲を促す手作りレシピ5選
鶏肉団子のスープご飯
消化する力が衰え、また噛むという行為自体が重労働となる老犬にも食べやすいおすすめのレシピがこちら。材料は
- 鶏のムネ肉
- にんじん 小松菜 キャベツ ジャガイモ
です。鶏肉は包丁で細かくミンチ状にみじん切りした後、団子状に丸めます。野菜類を一通り食べやすい大きさにカットした後、ニンジンとジャガイモから先に茹でて火を通し、柔らかくなったら団子にした鶏肉と残りの野菜を投入します。できあがったら、器に盛ったご飯の上にかけて完成です。手作りで栄養価も豊富、柔らかくて食べやすいので、老犬にも安心のレシピです。
鶏ササミ肉のヨーグルトソースかけ
心臓機能が衰えた老犬の栄養を補いながら、体力を消耗せずに食べられるオススメの手作りドッグフードです。材料は
- 鶏ササミ肉
- プレーンヨーグルト
- ジャガイモ サツマイモ ニンジン
です。ササミ肉はラップをかけて電子レンジで加熱し火を通した後、線状に手で割いておきます。次に、同じくお皿に盛った野菜を全てラップしてから電子レンジで加熱し柔らかくします。その後、野菜に割いたササミ肉を盛りつけてから常温に温めたヨーグルトをかけて完成。タンパク質·ビタミンと共に、ヨーグルトの乳酸菌による胃腸の健康も維持できます。
豚肉と野菜の蒸し煮
体力が衰える老犬にとって、豊富なビタミンを持つ豚肉は最適な食材の1つ。口コミなどでも豚肉を使った老犬用ご飯が数多く紹介されるなど、おすすめの食材です。これを使って作るレシピがこちら。材料は
- 豚の細切れ肉か豚モモ肉
- 白菜 ニンジン ブロッコリー カボチャ
です。まず、初めに火の通りが悪いニンジンとブロッコリーを細かく切った後、電子レンジで加熱して柔らかくします。その後、同じお皿に白菜とカボチャを盛りつけた後、その上に豚肉を薄く並べるように被せて盛りつけます。再度ラップをして電子レンジで加熱すれば完成。ポイントは、ブロッコリーの芯部分とニンジンは極力柔らかくすること。こうすることで、咀嚼しづらい老犬でも食べやすくできます。
チキンのリゾット風トマト煮込み
かぐわしい香りで老犬の食欲を増進させること間違いなし、口コミなどでも評判のレシピがこちら。材料は
- 鶏ムネ肉
- ニンジン ジャガイモ キャベツ
- ホールトマト(生のトマトでも可)
- 炊いたご飯
です。最初に鳥ムネ肉を細切りにした後、油を引いていないテフロン加工のフライパンで軽く焼き目がつく程度に加熱します。その後、フライパンへ切り分けたニンジンと浸る程度の水を投入して煮込みます。ニンジンが柔らかくなれば、ジャガイモ、キャベツを準備し順次投入し同じく煮込んで柔らかくします。
最後に、ホールトマトを投入して形が中火で煮込んでから炊いておいたご飯を投入して完成となります。鳥ムネ肉を最初に焼くことで、老犬の食欲をくすぐる香ばしい香りが楽しめるドッグフードとしてオススメ。
鮭ぞうすい
スープのような感覚で食べられるので、老犬にもオススメ。用意する材料は
- 炊いたご飯
- 生鮭(無塩のもの)
- マイタケ 大根 ニンジン
- 昆布だし
です。野菜類は全て細かくサイの目切りか薄切りし、マイタケは手で割いておきます。生鮭は皮と骨を取り除いた後、包丁で身を細かく切っておきましょう。鍋にお水を入れて沸騰させた後、昆布だしを入れ、その後に野菜を全て投入して煮込みます。ある程度柔らかくなったら、最後にご飯と鮭を投入して5分ほど煮込めば完成。鮭の彩りと昆布だしの優しい香りで、老犬の食欲をくすぐります。
塩分と脂肪分を控えたメニュー作りを
子犬や成犬と違い、老犬は様々な部分でカラダの機能が著しく低下した状態となり、これは食生活にも大きく影響を及ぼします。ですから、成犬時代と同じ食事では、栄養過多となってしまったり上手く消化できず、下痢や腹痛などを催す危険性も。また、排尿の回数も全体的に減りがちなので、塩分をおさえたレシピ作りがポイントになります。
合わせて、脂肪分などもあまり吸収できないので、肉類も脂質が少ない鶏肉がメインにすると良いでしょう。ドッグフードと併用して食事を与える場合には、特に手作りのドッグフードの部分で脂肪分をおさえるように作ることをオススメします。
