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実は難しい!犬の手作りごはんで注意すべきポイント5つ

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手作りドッグフードと食材

与えてはいけない食材

犬と人間では体の構造が異なるため、我々は美味しく食べていても犬にとっては毒になる食材も存在します。その代表格が、ネギ類でしょう。玉ねぎやネギを犬に与えてはいけない、と口を酸っぱくして言われたことのある飼い主もいるかもしれません。ネギ類は赤血球を破壊し、貧血や中毒の原因となります。

手作りドッグフードには混ぜないよう細心の注意を払いましょう。また、犬に人間用のデザートは与えないようにしましょう。甘いデザートばかり与えていると虫歯になりやすく、多量の糖分などは犬の体には悪影響を及ぼします。

アレルギー体質を把握する

どんな犬にも共通して与えてはいけない食材もあれば、アレルギー反応を起こしてしまう食材もあります。自分で症状を訴えることのできない犬のアレルギー反応は気付かないことも多く、昔から食べていた食材の中にアレルギー反応を起こす原因が眠っていることもあります。

手作りごはんを与える前に、獣医に体質をチェックしてもらうとよいでしょう。今後どのようなドッグフードを手作りするか方針を立てられますし、より犬の体調を気遣えるようになります。口コミで良いレシピを見つけても、それが飼い犬にフィットするかはわかりません。個体別に反応が違うことを把握して、正しく手作りドッグフードを用意しましょう。

ドッグフードの作り方と注意点

食べやすく調理する

どんなドッグフードにもオススメする作り方が、食べやすさを重視することです。単に食いつきが良くなる目的もありますが、食べやすくカットしたり調理すれば消化しやすくなります。消化不良になると体調に悪影響を及ぼすため、飼い犬の口に合わせてサイズを調整しましょう。また、骨のある食材を調理する場合には、しっかりと骨を取り除きましょう。

犬は骨を好むイメージが浸透していますが、下手に噛み砕いた骨が体内に刺さる可能性もあります。そうなると簡単には取り除けないため、最初から排除してあげると犬も格段に食べやすく感じるはずです。また、汁気が多くなったドッグフードは、ご飯にかけても大丈夫です。ご飯は炭水化物を摂取する方法の一つなので、犬も美味しく食べてくれます。

水分と味付け

手作りドッグフードは、基本的に湿っているくらいで問題ありません。犬も体内に水分を取り込まないと、老廃物を排出できないため体調不良の原因になります。煮込み料理をイメージするとわかりやすいでしょう。市販のドッグフードにはドライタイプもありますが、どちらにせよ水分補給は大切です。

また、水気を多くすることで味付けを薄める目的もあります。人間用の料理は味付けが濃いため、そこに合わせてドッグフードを作っても犬には合いません。お肉と野菜の組み合わせを変えるだけでも味の変化を感じてくれますし、犬に合わせた味付けを口コミレシピなどで探しましょう。

色々な食材を使う

人間は同じ食事ばかりだと飽きてしまいますが、犬は飽きずに同じドッグフードを食べ続けることができます。しかし、栄養面から見ると良い傾向ではありません。そこでオススメなのは、色々な食材を入れて手作りすることです。野菜やお肉、魚など、犬と食べ合わせが良い食材を定期的に組み替えてみましょう。

ただし、どんな食材を使うにしても加熱処理してあげましょう。生のままだと痛みやすく酸化しやすいため、ドッグフードにはあまり向きません。また、手作りドッグフードはドライタイプのものに比べて痛みやすいのは事実です。餌入れに入れても食べなかった場合、そのまま放置せず次の食事時間にでも作り直してあげましょう。放置していると痛みますし、その手間を惜しんではいけません。

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